【司法書士の皆様へ】基調講演について−その2

こんにちは。広報のいわしろです。
こちらのコーナーでは、國貞智子実行委員長が毎日、全国の青年会代表者の皆様に送信させていただいている、メールを転載してお届けします。

研修会にプラスして、
岡山での一泊二日(またはそれ以上)が
さらに充実した夏の思い出になるようにと、
実行委員一同の取材や協力のもと編集された日替わりコンテンツになっておりますので、ぜひとも

ご一読いただけると嬉しいです。

今回は、6月26日のメールをお届けしますね

※本日は2023年6月30日ですが、検索性に考慮して、投稿日時をメール送信日に合わせて設定しております


國貞

今回は基調講演講師の坪内 知佳(つぼうちちか)さんの
「ここがすごいよ!」というところを3つご紹介させていただきます。

その1「自己効力感と行動力」

2010年、当時まだ24歳だった坪内さんは、全く知見のない漁業の世界に飛び込みました。
漁業の世界は、こだわりが強く男社会というイメージがあるかもしれませんが、そこに24歳の女性が一人で飛び込むということは相当な自己効力感がないとできないことだと思います。
その後約半年後くらいに約60人の漁業者をまとめ、萩大島船団丸を設立されました。
24歳の女性が半年足らずで、60人の漁業者をまとめるってすごい行動力ですよね。

※自己効力感:簡単にいうと、自分が動けば何か変わる、世界を変えられるという自分を信じる気持ちのこと。

その2「俯瞰力と責任感」

具体的なエピソードとして、売上の9割を占めていた取引先がいたのですが、「うちのコンセプトに合わないから」「私が責任をとる」と言って、60対1で全員から反対を受けながら断ったそうです。

そしてその後、自ら動き、新しい顧客獲得に奔走します。
自分より年上の漁業者が多くいる中で、先頭にたって責任を持とうとする。
全てを背負ってなんとかする坪内さんのこと、皆さん興味がわいてきたのではないでしょうか?

その3「課題意識」

坪内さんは、ご自身のアレルギーや化学物質過敏症、癌を患った経験から食に関心をもち、一次産業から安全な食材の提供をすることが大事だと気付いたそうです。
私たちも様々な生きづらさや課題があると思いますが、その時「自分に何ができるのだろう」と考えることは、日々の生活に追われて中々できないかもしれません。
また、坪内さんは、青い海を未来につなぐ持続可能な漁業という一つの信念をもっています。
経験から課題が生まれ、自分の信念が生まれる。この思考過程からも学べるものはあると感じています。

※基調講演は、司法書士以外の方のご参加が可能となっています。
 参加対象は主に岡山県内の大学生・専門学生です。(その他実行委員会で選定した方)

なお、分科会の一部についても司法書士以外の見学が可能です。 
見学可能な分科会は第1・2・3・6・7・8・9分科会の7つです。

おかやま全国研修会まで残り54日です!

ぜひご登録、ご参加をお願いいたします!


初めての受講でご不安な方は、
画面右下に表示される黄色いタブへお進みください

以上、6月26日のお知らせでした ^^