第6分科会
分科会テーマ
06
ソーシャルビジネスが新しい司法書士を生み出す
担当
岡山県⻘年司法書士協議会 ソーシャルビジネス部会
場所
2階 展示ホール
開催趣旨
ソーシャルビジネスとは、社会問題解決を目的とした事業を指します。
司法書士の歴史も社会問題と向き合うことからスタートしてきました。
借金問題、貧困、高齢化社会、LGBTQなど、社会的支援が必要な方へ多くの司法書士が想いをもって寄り添ってきた一方で、その課題解決に伴う収益性の問題や、なかなか理解を得ることができず、孤独に戦わざるを得ないなど、社会課題に取り組むことがいかに困難で大変なことかを知った歴史でもあったかと思います。
ソーシャルビジネスの最大の特徴は、寄付金などの外部資金に頼らず、自社で事業収益を上げることで継続的に社会支援を可能にしている点です。
ソーシャルビジネスに取り組む起業家は「社会起業家」と呼ばれ、司法書士と同じく、社会課題を解決するという目的をもって、事業に取り組んでいます。
司法書士は法律職であるため、法律を一つの自身の軸にしますが、社会課題は法律上の問題だけにとどまりません。
自身が取り組める社会課題とは何か。
課題解決を継続するために必要なビジネスモデルは?
司法書士の社会課題に対する今までの取り組みを振り返りつつ、今後司法書士が新しい分野で活躍していくためのソーシャルビジネスについて学んで頂きます。
雲外蒼天。
まさに司法書士として、専門家として、そして今まで社会課題に関わってきた支援者として、雲一つ抜けた存在となるための研修です。
研修内容
第1部
基調講演
講 師 青山明弘氏
ピープルポート株式会社 代表取締役社長
第2部
グループディスカッション
講師紹介

講師
⻘山明弘 氏
Aoyama Akihiro
所属
ピープルポート株式会社代表取締役
ボーダレスジャパングループ
経歴
1990年生まれ。カンボジアで、内戦経験者へインタビューした事をきっかけに、 ソーシャルビジネスでの戦争・紛争解決、および被害者の支援を志す。新卒で株式会社ボーダレス・ジャパンに入社。 東京のボーダレスハウス事業部で1年半、その後ボーダレスハウス台湾支店の立ち上げへ。2年で黒字化し、帰国後日本へ逃れてきた難民のために、ピープルポート株式会社を創業。
環境負荷ゼロ、難民ゼロを目指すエシカルパソコン「ZERO PC」の販売を通じて、事業の拡大を図っている。